(1730) "最期のとき" を決められない!2014/11/20 02:42

NHKの 「クローズアップ現代」 は, 私の好きな番組の一つであるが, 昨晩は "最期のとき" を決められない - 延命をめぐる葛藤 - と言う題名であった.

一人暮しの高齢者が増加する中, 医療現場では, 本人やその家族の意思が確認出来ず, 「延命医療を何処でやめるのか」 判断出来ないケースが相次いでいると言う.

こうした中, 既に学会レベルではガイドラインが策定されており, 先進的に家族や本人の同意のもとで延命医療をやめる医療機関も増えている様だ.

そんな一例として, 東京・荒川区にある木村病院が取り上げられていた.

そこでは入院患者の大半が高齢者で, 離れて暮す高齢の家族に延命を巡る判断が求められる場面が日常的に見られる一方, 親族が見付からない患者も増え続けていると言う.

親族に頼れずに老後を過ごす独居高齢者が急増する今, 医療現場で "最期のとき" を誰が, 如何決めるのか? 医療現場で直面している課題を取り上げていた.

私の担当している患者さんの中にも, 色々な事情から 「独り暮し」 をしておられる方が何人かいらっしゃる.

独身を貫いて来た人, 兄妹は居ても, 相互に交流がなく, 長年 「音信不通」 になっている人など, その経緯は様々である.

最期の時を如何迎えるか? 延命治療を如何するのか?

独り暮しでなくとも, 自分らしく死を受容する形を, 元気な間に決めておき, それをいざと言う時, 第三者が知り得る形で残しておく事が必要な時代になっているのである.

Have a nice day!
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