(2523) 「ドナルド, ダック!!!」 はディズニーに非ず2017/01/22 03:02

日本時間の 1963 年 11 月 23 日, 勤労感謝の日, 日米間初の衛星中継実験が行われていた.

その中継番組で, 突如, ケネディ大統領の銃撃暗殺事件の報道が飛び込んで来たのだった.

当時, 高校生だった私は, 衛星中継で暗殺事件を知り, 大きな衝撃を受けたのを昨日の出来事の様に覚えている.

ケネディは大統領就任演説で, 格調高く, 国民にこう呼び掛けている.

「同胞であるアメリカ市民の皆さん, 国があなたの為に何をして呉れるかではなく, あなたが国の為に何が出来るかを考えようではありませんか」 と.

然し, 昨日のトランプ氏の就任演説では, ケネディーの様な高邁な理念を謳ったものが聴かれなかったのは淋しい限りであった.

それはそれとして, 昨日, 米国新大統領の就任式が執り行われ, いよいよトランプ劇場の幕が切って落とされたのである.

功罪相半ばする, と言う言葉があるが, 彼の掲げる 「米国第一主義」は, "自分さえ良ければ" との感が強く, これまでの処, 「功 < 罪」 である, と私は考えているが, 果して米国とそれを取り巻く世界は如何変貌して行くのか? 予断を許さない.

閑話休題.

ここで, トランプ氏に関する小噺を一つ.

(Question) :

What would happen if Donald Trump was about to be assassinated?

(ドナルド・トランプが暗殺されようとしたら, 何が起るか?)

(Answer) :

Secret service would shout "DONALD, DUCK !!"

(シークレット・サービスの男が 「ドナルド, ダック (危ない, 伏せろ!)」 と叫ぶ.)

アメリカ映画には, 時折 「Duck!」 と叫び声の上がるシーンに出喰わす事があるけれど, 「Duck!」 とは 「屈め! (伏せろ, みたいな意味合いです)」 と叫ぶ時に使われる言葉なのだ.

特に, 銃社会の米国では 「Duck!」 を知らないでいると "命取り" になる場合もある様である.

昨日の就任式のニュースを視ていて感じたのだが, トランプ氏はその言動により, 米国社会を分断してしまった様である.

世論調査によると, トランプ氏の大統領就任に反対する人が 50% を超えているとの事であるが, これは極めて異常な事態である.

何れにせよ, "Donald, Duck!!!" と言う叫び声が, あくまでも小噺に止まり, 近い将来, 余りにはしゃぎ過ぎて現実のものとならぬ事を切に願うものである.

Have a nice weekend!
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