(3347) 猫から感染症, 初の死者2019/04/06 03:30

豚コレラが収束していない様だ. 幸い, 人には感染しないとの由であるが, 野生のイノシシが感染源になっているらしい.

同じく, 動物の感染症では鶏のインフルエンザが, 時折, 世の中を騒がしているのは周知の事実である.

処で, 犬や猫などから感染する 「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」 の存在をご存知だろうか?

余り聞き慣れない動物の感染症であるが, これに罹った福岡県の女性が 2016 年に死亡していた事が, 判明している.

屋外で猫に餌をやった際に感染したと見られると言う.

厚生労働省は, 風邪に似た症状が出ている犬や猫を触った場合は, 手洗いを徹底するなど注意するよう呼掛けている.

因みに, 厚労省が症例を公表している 01 年以降では国内初の死者であるとの事.

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症の初期症状は, 咳やクシャミなどであるが, 重症化すると, 呼吸困難などで死亡する場合がある.

別の感染症 「ジフテリア」 のワクチンが予防に有効とされている.

厚労省によると, 死亡したのは福岡県の 60 代の女性. 16 年 5 月に呼吸困難で救急搬送されて 3 日目に死亡している.

女性は屋外で 3 匹の猫に餌やりをしており, その際の接触から感染したとみられるらしい.

国立感染症研究所によると, 一昨年の暮れまでに感染が確認されたのは死亡した女性を含め 25 人に上ると言う.

厚労省は,, 飼育している犬や猫に風邪に似た症状や皮膚炎などが出ている場合は, 早めに獣医師の診察を受け, 過度な接触を避けるなど注意が必要だとしている.

今は 「世界ネコ歩き」 とか言う TV 番組も放映される位で, ネコの愛好家は多い.

私の患者さんにも複数人いらっしゃるが, 7 匹も飼っておられる方もいる位だ.

私には理解不能なのであるが, 可愛いがる気持ちが嵩じて 「口付け」 さえする御仁もいらっしゃる様である.

ペットにもある種の 「距離」 が必要と言う事なのであろうか?

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (山桜にコサギ)

Have a nice weekend!
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