(4052) 癌転移 「腹膜播種」 の治療薬2020/12/02 02:06

創薬スタートアップ企業のジーンケア研究所 (神奈川県鎌倉市) は新薬開発のソレイジア・ファーマと, 大腸癌などが転移して出来る腹膜播種 (ハシュ) の治療薬の開発を行なっている.

お腹の中に直接投与して, 癌細胞の細胞死を促す治療効果を期待出来ると言う.

ジーンケアなどが開発を目指しているのは, DNA や RNA (リボ核酸) の働きを利用する 「核酸医薬品」 で, 近く治験薬の製造を始め, 早ければ数年後に臨床試験 (治験) を開始する.

治験薬は特殊な加工をしたリボ核酸を脂質でできた膜で包むなどしてつくる由.

お腹の中に直接投与すると, 癌細胞にある特定の酵素の働きを抑制し, 癌細胞のみの分裂を起させない様にする事で, 細胞死に繋げられると言う.

実用化出来れば, 核酸を用いた世界初の薬になる可能性がある.

腹膜播種は大腸癌の他, 胃癌や卵巣癌をきっかけに, お腹の中に散らばる様に転移する. 患者は世界に約 50 万人存在すると考えられている.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (紅に染まり行く)

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