インフルエンザが流行の兆しを見せている!2011/01/19 03:17

数日前だったか, テレビのニュースでインフルエンザが流行の兆しを見せて来た, と報道していた.

ここの処, 今期一番の寒波が襲来しており, 風邪を惹いた方も多いのではないだろうか. 明日は大寒である. 一年で一番寒い時期だ.

然し, 風邪を惹く原因の殆どは 「寒さ」 ではなく 「疲労とストレス」 によるものなのである.

疲労やストレスが蓄積すると, 免疫力が低下して, ウィルスの体内への侵入を許してしまう事になる.

詰り, 風邪を惹かないための最善の予防策は, 疲れやストレスを溜め込まない事に尽きると言える.

従って, 予防策はそう難しい事ではない.

1) 温かい布団に包まって, 睡眠時間を充分取ること.

2) 寝る前に, ゆったりとした気分で, (ぬるめの) お風呂に浸かり, 身体を充分に温めて, 疲れやストレスを解消し, 心身ともにリラックスすること.

3) 外出時はマスクを着用すること. (特に, 花粉症の人はマスクを欠かさぬこと.)

4) マフラーの着用も効果的. 特に,「ボンのクボ」 と呼ばれる辺りから肩甲骨の辺りまでを温かくしておく. 風邪 (フウジャ) はこの辺りから侵入する.

5) 外出から戻ったら, 嗽と手洗いを欠かさないこと.

6) 大根や白菜などの身体を温めてくれる 「冬野菜」 を食べること. ( 特に 「鍋物」 などにして, 生姜や唐辛子などと一緒に摂ると身体がポカポカと温まる. 身体が温まると免疫力が高まる.)

以前にも, 本ブログで紹介したが, 東洋医学の権威の一人, 石原結実先生は, "体温が平熱より 1 度下がると 30% 強も免疫力が低下し, 逆に 1 度上がると 5 - 6 倍も免疫力が上昇する" と説いている.

また, 野生動物の場合, 病気や怪我をすると 「食事をしない」 か 「発熱 」かで病気を治すのだそうである.

日々の健康管理に覚えておくと良いだろう.

序に申し上げるが, 鍼灸や按摩を初めとする東洋医学は, 血流を改善し, 本人の生来持っている 「免疫力」 を高めてやる事がベースとなっている.

この事は何度も本ブログで述べさせて戴いているので, 興味ある方はバックナンバーを参照されたい.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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