シンクロ・オリンピックメダリスト 武田 美保さんの健康管理術2011/02/06 03:37

2001 年世界水泳福岡大会デュエットで金, アトランタ, シドニー, アテネと 3 度のオリンピックでは銀, 銅合わせて 5 つのメダルを獲得, と輝かしい成績を挙げた武田 美保さんの爽やかな笑顔は, 未だに, 多くのシンクロファンの記憶に新しい.

彼女は現役を引退後, シンクロの解説や CM へ出演する傍ら, 健康管理や美容をテーマとした講演, 執筆などで全国各地を忙しく飛び廻って活躍を続けている.

彼女は 「肥満予防健康管理士」 の資格を取得しており, 肥満予防や肥満解消, 健康に関する正しい知識の普及にも力を注いでいるのである.

その武田さんは, シンクロを長年やって来て良かったなと感じている事がある, と言う.

それは, 何よりも 「姿勢の良さ」 が見に付いた事であるそうだ.

そんな彼女は, 現在, 子ども達を対象にシンクロを教えているが, 子どもたちの 5 割近くが野菜を食べられない事や, 食事のマナーの悪さが気になっているのだと言う.

以前, 本欄でも採り上げたが, 所謂 「食育」 の問題である.

幼児の食事体験が, 大人になった時の人生観や生き方に大いに関って来るのである.

日々の食事は健康の基本中の基本だからである.

現役時代の武田さんは, 身体を大きく見せるためや, 欧米の選手の持つ水の浮力に近づくためもあり, 脂肪をつけるべく肉類も食べ, 何と 5000 Kcal を目標に, 高カロリー食を摂る様心掛けていたと言う.

シンクロと言うスポーツは, それほど激しい運動量を要する事が解る.

勿論, 身体のコンディションには細心の注意を払ってケアに努めていたそうである.

その秘訣に鍼灸治療があったと言う.

と言うのも, 自分で調整が上手く行かず, 翌日の練習で身体が強張っていたり, だるくなってしまったり, という事も少なくなく, そんな時は "鍼灸治療" を行う事で, 比較的短時間で体調快復を図り, 試合では常にベストコンディションに持って行くように心掛けていたのだとの由.

"スポーツ鍼灸" という言葉があるが, スポーツ選手と鍼灸の関りは深い.

多くの競技者が, 鍼灸は勿論, 按摩・マッサージ・指圧等も含めて, 東洋医学を自己の身体造りや体調管理に活用しているのである.

Have a nice weekend!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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