健康小話

新聞によると. この程, 中国海南島の民間企業 「海南海峡航運」 は, 南ｼﾅ海にある, 西沙諸島への定期観光船を年内にも運航させる認可を地方政府から取得, 中央政府もこれを後押ししていると言う.

西沙諸島は, 1974 年までは中国が東部を, 南ベトナム (当時) が西部の島を実効支配していたが, 同年に両軍が衝突し, 中国が全島を占領して以降, 中国の 「実効支配」 が継続している.

大勢の中国人観光客が西沙諸島を訪れる光景には, ﾍﾞﾄﾅﾑのみならず, 南沙諸島の領有権を巡って緊張関係が続いている, ﾌｨﾘﾋﾟﾝやﾏﾚｰｼｱなどを刺激する事は必至であろう.

因みに, 海南島から, 西沙諸島最大の永興島まで運行される客船 「椰香王女」 (定員 300 人) は, 日本から購入された中古客船であると言うｵﾁまでついている.

中国は, 官民挙げて西沙諸島の実効支配を強化し, 主権をｱﾋﾟｰﾙする狙いがあるのであろう.

是非はともかく, 北方四島における実効支配を強めるべく, 北朝鮮や韓国, 中国などに経済開発協力を求め始めたﾛｼｱ同様, その外交戦略はｼﾀﾀｶである.

これに較べて, 北朝鮮の拉致問題解決に向けて, 日本国民は勿論, 世界に対しても 「見える化」 の動きが依然として伝わってこない日本政府とは, 雲泥の差と言わねばならないだろう.

そもそも, 終始一貫, 筋の通った 「外交戦略」 そのものが, 歴代の政府にあるとも思えないのは情けないと言うか, 悔しい限りではないだろうか?

Have a nice weekend!
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はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
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