健康小話

連日, 猛暑が続いていて, 熱中症で倒れる人が沢山出ている.

処で, 汗を掻くのは, "体温調節作用" のためである事は, 誰しも承知しているであろう.

運動をしたり, 気温が高くなったりすると, 体温が上昇し, 身体が火照ってくる.

すると自然と汗が出てくるのであるが, それは, 汗が皮膚から蒸発する時に体温を奪って行くので, 身体の火照りが収まるのである.

これは, 人間が生来備えている 「ﾎﾒｵｽﾀｼｽ (生体の恒常性)」 維持機能が作用するからである.

汗 1 ﾘｯﾄﾙで, 体温は 12 度下がる, と言われている.

汗を掻くから, どんなに暑かろうと, どんなに激しい運動をしようと, 体温が 36.5 ℃前後に維持される訳である.

或る実験では, ﾄｯﾌﾟｱｽﾘｰﾄは, 1 時間で 3 ﾘｯﾄﾙ以上の汗を流すのに対し, 素人のﾗﾝﾅｰは 30 分で 0.8 ﾘｯﾄﾙほど汗を出した時点でﾀﾞｳﾝしてしまったと言う.

このﾎﾒｵｽﾀｼｽは, 色々なｽﾄﾚｽによって上手く機能しなくなってしまう事がある.

この意味でも "ｽﾄﾚｽﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ" を上手くやる事が健康に欠かせない事が分るのである.

ｽﾄﾚｽこそ万病のもと.

腰痛でさえ, ｽﾄﾚｽを解消すれば治ってしまう事が少なくない, と NHK の 「ためしてｶﾞｯﾃﾝ」 で報告していた位である.

Have a nice weekend!
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はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
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