(2508) パーキンソン病の進行を抑制2017/01/07 03:09

手足の震えや体の強張りが起こる難病 「パーキンソン病」 の進行を, 神経細胞内の特定の蛋白質の働きを強めて抑える事に, 大阪大の望月 秀樹教授 (神経内科学) のチームがマウスで成功している.

この蛋白質は 「ネクジン」 と称される.

神経細胞の死滅により起きるパーキンソン病で, 死滅を防ぐ機能を有している事が確認されたのである.

望月教授は 「ネクジンを作る遺伝子を脳内へ安全に送り込み, 治療に繋げる臨床研究を数年以内に開始したい」 と計画している由.

パーキンソン病は, 脳の神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減って発症するとされている.

細胞内でエネルギーを生み出すミトコンドリアの減少が, 神経細胞死に関わると考えられているが, 現状では詳しい原因は判っていないのである.

世に難病と称されるものは少なくないが, iPS 細胞に因る再生医療の進展と共に, こうして難病発症の詳細メカニズムが一つ一つ解明されて行く事で, 一刻でも早く患者さんを苦しみから解放してやりたいものである.

Have a nice weekend!
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