(2817) 担任の叱責問題視せず ― 2017/10/23 02:48

福井県池田町立池田中 2 年の男子生徒 (当時 14) が担任らの厳しい指導や叱責で 3 月に自殺した問題で、自殺後に開かれた中学の職員会議で、担任の叱責が問題とされなかった事が 18 日, 町の調査報告書で判明した, と日経が報じている.
大声での叱責による指導が日常化し, 多くの教員が問題意識を持っていなかった事が浮き彫りになったのである.
報告書によると, 調査委の聞き取りに対しても, 殆どの教員が問題視していなかった.
担任は調査に 「生徒に期待していて, 叱責に応え得るとみていた」 「叱責した後, 頻繁に家庭訪問して指導の思いを伝えていた」 と説明した.
ただ, 報告書は担任の叱責をこの生徒が負担に感じていたと指摘. 「叱責後の話し合いは, 担任の思いを一方的に伝えるだけで, 生徒の気持ちを聞く様なものではなかった」 としている.
一方, 生徒の特性に合った指導方法を考えるよう担任に助言する教員もいた.
担任は 「手加減している」 と応じたが, 「自己の指導方法を過信し, 生徒の気持ちを理解しないまま叱責を続け, 追い詰める事になった」 と結論付けた.
更に, 男子生徒を厳しく叱責していた副担任に大声で指導された 1 年の女子生徒が 9 月, 「学校に行きたくない」 と保護者に話し, 欠席した事が 21 日, 明らかになったと言う.
内藤 徳博教育長が同日, 記者会見で説明している.
町教育委員会が問題を巡る調査報告書を公表した今月 15 日以降, 学校が保護者にアンケートを実施.
副担任が 4 月から受け持った 1 年の女子生徒の保護者から, 生徒が大きな声で指導されているとの回答が寄せられ, 学校が詳しい状況を調べている.
内藤教育長の説明によると, 女子生徒はこれまでに計 9 日欠席し, そのうち 9 月に欠席した 1 日は病気など特段の理由がなく, 繰り返せば不登校に当ると言う.
こうした欠席が 5 日以上ある生徒が他にもいるが, 副担任は指導に関わっていないとしている.
以上の如く, 日経は報じている.
上記の記事を読んで感ずるのは, 教育界は相変らず 「村社会」 から脱却出来ていないと言う事実である.
担任にせよ, 副担任にせよ, 生徒の立場に立った視点が欠けているのである.
何も教師に限った事ではないが, 人は鋭敏な感性を身に着けなければならない.
"生徒に期待していて, 叱責に応え得るとみていた" などと担任は答えている様だが, 単なる言い訳に過ぎないだろう.
"叱る" と "怒る" とは全く異なる.
当該担任教師は、生徒を "育てよう" などと言う思い遣りはさらさらなく, 単に, 腹を立てて "怒って" いただけなのだろう.
もう一つ考えられる事は, 当該教師は, 例えば,"偏執狂"と言った "性格異常者" ではないかと言う懸念である.
一歩譲っても, "弱い者虐め" を好む性格の持ち主か?
また, 職員会議などで他の教師が問題視していなかった "感性の鈍さ" は如何だろう?
長年教育界と言う村社会に生きていると, 一般社会の非常識が "常識" と錯覚されてしまうのであろうか.
その意味に於いて, 経済特区を儲けて, 所謂 "壁" を破ろうとした安倍サンの政策は多とすべくである.
然し, 森友や加計問題は, 安倍サンの "驕り" 以外の何物でもないであろう.
今回の大儀なき総選挙では, 何時まで経っても情けない, 分裂野党と言う敵失のお蔭で, 「大勝ち」 した強運の安倍サンだが, 権力に驕る事無く, 国のリーダーとして, 人間として, もっと感性を磨いて行って欲しいものである.
驕る平家は久しからず, とならぬ事を期待したい.
Have a nice day!
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(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
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大声での叱責による指導が日常化し, 多くの教員が問題意識を持っていなかった事が浮き彫りになったのである.
報告書によると, 調査委の聞き取りに対しても, 殆どの教員が問題視していなかった.
担任は調査に 「生徒に期待していて, 叱責に応え得るとみていた」 「叱責した後, 頻繁に家庭訪問して指導の思いを伝えていた」 と説明した.
ただ, 報告書は担任の叱責をこの生徒が負担に感じていたと指摘. 「叱責後の話し合いは, 担任の思いを一方的に伝えるだけで, 生徒の気持ちを聞く様なものではなかった」 としている.
一方, 生徒の特性に合った指導方法を考えるよう担任に助言する教員もいた.
担任は 「手加減している」 と応じたが, 「自己の指導方法を過信し, 生徒の気持ちを理解しないまま叱責を続け, 追い詰める事になった」 と結論付けた.
更に, 男子生徒を厳しく叱責していた副担任に大声で指導された 1 年の女子生徒が 9 月, 「学校に行きたくない」 と保護者に話し, 欠席した事が 21 日, 明らかになったと言う.
内藤 徳博教育長が同日, 記者会見で説明している.
町教育委員会が問題を巡る調査報告書を公表した今月 15 日以降, 学校が保護者にアンケートを実施.
副担任が 4 月から受け持った 1 年の女子生徒の保護者から, 生徒が大きな声で指導されているとの回答が寄せられ, 学校が詳しい状況を調べている.
内藤教育長の説明によると, 女子生徒はこれまでに計 9 日欠席し, そのうち 9 月に欠席した 1 日は病気など特段の理由がなく, 繰り返せば不登校に当ると言う.
こうした欠席が 5 日以上ある生徒が他にもいるが, 副担任は指導に関わっていないとしている.
以上の如く, 日経は報じている.
上記の記事を読んで感ずるのは, 教育界は相変らず 「村社会」 から脱却出来ていないと言う事実である.
担任にせよ, 副担任にせよ, 生徒の立場に立った視点が欠けているのである.
何も教師に限った事ではないが, 人は鋭敏な感性を身に着けなければならない.
"生徒に期待していて, 叱責に応え得るとみていた" などと担任は答えている様だが, 単なる言い訳に過ぎないだろう.
"叱る" と "怒る" とは全く異なる.
当該担任教師は、生徒を "育てよう" などと言う思い遣りはさらさらなく, 単に, 腹を立てて "怒って" いただけなのだろう.
もう一つ考えられる事は, 当該教師は, 例えば,"偏執狂"と言った "性格異常者" ではないかと言う懸念である.
一歩譲っても, "弱い者虐め" を好む性格の持ち主か?
また, 職員会議などで他の教師が問題視していなかった "感性の鈍さ" は如何だろう?
長年教育界と言う村社会に生きていると, 一般社会の非常識が "常識" と錯覚されてしまうのであろうか.
その意味に於いて, 経済特区を儲けて, 所謂 "壁" を破ろうとした安倍サンの政策は多とすべくである.
然し, 森友や加計問題は, 安倍サンの "驕り" 以外の何物でもないであろう.
今回の大儀なき総選挙では, 何時まで経っても情けない, 分裂野党と言う敵失のお蔭で, 「大勝ち」 した強運の安倍サンだが, 権力に驕る事無く, 国のリーダーとして, 人間として, もっと感性を磨いて行って欲しいものである.
驕る平家は久しからず, とならぬ事を期待したい.
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