健康小話

先月, 1 月 11 日の白昼, 3 人のｲﾗﾝ人を乗せた 1 台のﾌﾟｼﾞｮｰが, ｲﾗﾝの首都ﾃﾍﾗﾝ北部の公道を走っていた.

その車体に, 2 人乗りのｵｰﾄﾊﾞｲが近付く.

ﾌﾙﾌｪｲｽのﾍﾙﾒｯﾄを被った 2 人の男のうち, 後ろの男がﾌﾟｼﾞｮｰの車体に小型の物体を付着させると, ﾊﾞｲｸはその場を猛ｽﾋﾟｰﾄﾞで走り去った.

その刹那である.

轟音とともにﾌﾟｼﾞｮｰが宙に舞ったのである.

男が車体に付着させたのはﾏｸﾞﾈｯﾄ付きの小型爆弾で, 車の中にいた 2 人のｲﾗﾝ人が死亡.

死んだのは, ﾅﾀﾝﾂ核開発研究所の所長で, 大学教授でもある 32 歳のﾓｽﾀｰｻ･ｱﾌﾏﾃﾞｨ･ﾛｳｼｬﾝとそのﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞで, 勤務先の研究機関に向かう途中だったという.

この "白昼の暗殺劇" は, その手口からしてｲｽﾗｴﾙ諜報機関 「ﾓｻﾄﾞ」 によるものとされている.

ﾀｰｹﾞｯﾄをﾋﾟﾝﾎﾟｲﾝﾄで殺害し, 直接関係のない者たちへ被害を広げないのは, ﾓｻﾄﾞの特徴的な遣り方なのである.

NBC News などでは, ｲﾗﾝの科学者がｲｽﾗｴﾙの諜報機関 「ﾓｻﾄﾞ」 により暗殺されたと報道している.

けれども, 日本では, この事件を大きく報道したﾒﾃﾞｨｱは未だ無い様に思われる.

一方, ｵﾊﾞﾏ大統領などは 「ｲｽﾗｴﾙが近々ｲﾗﾝ攻撃に踏み切る」 と, 強く危惧しており, ｴﾀﾆﾔﾌ首相に軍事行動を思いとどまるよう, 必死の説得を試みている様だ.

これに対し, ｲﾗﾝは、ｲｽﾗｴﾙからの攻撃があれば, 当然, 報復攻撃を辞さないと断言している.

そうなると第三次中東戦争の勃発である.

が, この様な緊迫した情勢に対して, 日本の政府は他人事の様な意識で, あまり切迫感は持っていないのではないかと危惧される.

尖閣諸島問題はその代表例だが, 拉致問題を含めた北朝鮮問題, ﾛｼｱとの北方領土問題など, 日本の政府は外交問題をどのように考えているのか? そもそも, 確固たる基本戦略があるのか?

外交問題に限ったことではないが, 政争にばかり明け暮れている与野党には全く困ったものである, と思うのは私だけだろうか?

中国の最高指導者に今秋昇格する事が確実視されている, 習近平国家副主席が米国を訪問中で, ｵﾊﾞﾏ大統領を初め, 政府高官らと相次いで意見交換している.

習副主席を厚遇はしているものの, ｵﾊﾞﾏ大統領の 「旗幟鮮明な」 対談をﾆｭｰｽで眺めていて, 些か我が政府が気になったのである.

Have a nice day!
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はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
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