(2055) 関節症起こす遺伝子を発見2015/10/11 02:45

東京大学の田中 栄教授と斎藤 琢特任准教授らは, 高齢女性に多く, 膝などに痛みが生じる 「変形性関節症」 を引き起こす遺伝子を, マウスの実験で突き止めている.

軟骨の分解を促すとともに, 炎症を引き起こしていた事が確認されたのである.

根本的な治療法のない変形性関節症の薬の開発などの足掛かりになると言う.

この病気は, 骨と骨の間にある軟骨がすり減り, 膝や股などの関節に痛みや腫れが起こり, 進行すると, 関節の変形ももたらす疾患である.

研究チームは, 患者の軟骨細胞で盛んに働く遺伝子 「Hes 1」 に着目した.

成長後に遺伝子が働かなくなるマウスを作って変形性膝関節症の状態にすると, 病気の進行が遅くなったと言う.

私の施術所にも患者さんがお越しになっているが, 高齢の "太り気味" の女性に良く見られる傾向にある.

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