(2845) サイの絶滅を救え2017/11/20 02:07

地球上に 3 頭しか生き残っていないキタシロサイを絶滅の危機から救う為, キタシロサイの iPS 細胞から卵子を作り, 将来の個体数増加を目指す研究を, 九州大の林 克彦教授 (生殖生物学) とドイツの国際チームとが取り組んでいる.

卵子を作製出来れば, 凍結保存されている精子などと体外受精させ, 近縁の動物を代理母にして妊娠, 出産を試みる計画と言う.

絶滅の恐れがある動物の救済と言う, iPS 細胞の新たな応用の可能性を示している.

倫理的な問題や動物の保全策の在り方についても議論を呼びそうだ.

生存するキタシロサイは雄 1 頭と雌 2 頭で, ケニアの自然保護区で飼育されている.

生存する 3 頭や死んだ個体から採取した細胞や精子が, ドイツや米国などに保管されており, 一部で iPS 細胞が出来ていると言う.

林教授によると, ドイツのライプニッツ動物園野生生物調査研究所などの専門家で構成するチームは, iPS 細胞から卵子のもとになる 「始原生殖細胞」 へ分化させる試みに挑戦している.

尚, 体外受精で使う精子は, iPS 細胞から作る方法もあるとの由.

プロジェクトの進展を見守りたい.

Have a nice day!
--------------------------------------------------------
・この 「健康小話」 のブログは, はり・きゅう・マッサージ トミイ
(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
の院長のブログです.
・鍼・灸・マッサージ・按摩・指圧を初め, 広く, 東洋医学や健康, 人としての生き方等に関して, 日頃感じている事を書いて行きます.
・なお, 診療予約時, 「このブログを読んだ」 と言って戴いた患者さんは, 初診料が半額となります.
・往診も承っております.
・心や身体に関する悩み事など, 何でもお気軽にご相談ください.
(E-Mail : tadashi.fukutomi@jcom.zaq.ne.jp)
・English speaking clients are welcomed!
・Premium Healing Oil Massage is available!
・学割適用始めました.

コメント

トラックバック