(3093) 蒟蒻, ダイエット食で世界席巻!?2018/07/26 02:16

消費生活アナリストの四元 正弘氏が興味ある見解を述べている (読み解き現代消費) (以下引用)

パスタは女性に人気のメニューだが, 小麦粉 (グルテン) が原料なので, ダイエットの敵扱いされる事も多い.

本当は毎日でも食べたいけど, 太るから我慢している, と言う方も多いのでは.

そんな中, パスタの本場イタリアでは富裕層を中心に新種パスタが流行り始めていると言う.

その名は 「ゼンパスタ」.

正体は蒟蒻から作られる乾燥しらたきで, 97% が水分, 残りは殆ど食物繊維と言う究極のダイエット食材だ.

しらたきが果してパスタの代りになるか首を捻ったが, 百聞は一見に如かず. 早速購入し, 調理してみた.

と言ってもゼンパスタをゆでて, 市販のソースに和えただけの 「たらこスパ」 だが.

食べた感想は 「意外とイケる」.

麺にコシがあり, どことなくアルデンテっぽい. 特別な日のパスタがこれでは悲しいが, 毎日食べるのならダイエットの味方として十分ありだ.

禅をモチーフにしたゼンパスタと言うネーミングセンスも秀逸だ.

発案者は不明だが, 現地では日本文化や和食のイメージアップに大いに貢献している事だろう.

さて, 日本ではお馴染みの蒟蒻だが, 奈良時代に中国から糖尿病の薬として伝わり, 鎌倉時代には庶民も食べる様になったと言う.

今では一般的な食材として利用しているのは日本位だそうで, 蒟蒻やしらたきは和食と切っても切れない間柄だ.

最近はパスタに留まらず, 蒟蒻粉で作る 「こんにゃくパン」 などもレシピサイトで注目され始めており, 遠からずこれもグローバル展開が期待出来そうだ.

海外では 「ゼンブレッド」 と呼ばれるかも知れない.

そう考えると, 小麦粉を蒟蒻で置き換えるダイエットは, 世界を席巻する可能性を秘めている.

東京五輪パラリンピックを控え, 国際的な和食人気を更に加速する可能性を秘めた蒟蒻に期待したい.

Have a nice day!
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