(3507) 目の疾患 AI で検出, 熟練医師並みの精度2019/09/13 02:55

米グーグルの持ち株会社アルファベット傘下の英ディープマインドは, 目の疾患を熟練の専門医師と同程度のレベルで検出出来る人工知能 (AI) システムを開発したと発表している.

同社は 2016 年に世界トップ棋士を破った囲碁 AI 「アルファ碁」 を開発した事で知られるが, 医療の分野でも AI が存在感を発揮し始めた.

50 以上の目の疾患を対象とし, 世界トップレベルの眼科医と比べて 94% の精度で治療の緊急性を患者に提案できたと言う.

網膜の一部に異常な血管が出来てしまう "加齢黄斑変性" や, "糖尿病性黄斑浮腫! が対象となる由.

目の疾患は治療が遅れると失明に繋がる場合があるが, 専門医による画像分析を経ての診断は, 作業が煩雑で間に合わない場合があった.

ディープマインドの AI により 「早期治療が必要な患者を発見し易くなる」 と言う.

研究は英国民保険サービス (NHS) などと 16 年に開始され, 過去に撮影され匿名処理を施した数千の目のスキャン画像を学習する事で AI 診断の精度を高めている.

光干渉断層検査 (OCT) スキャンの画像データから 10 種類の目の疾患の特徴を見分けるだけの能力を有しているとの事.

「判断の妥当性」 にも配慮し, AI が如何言った経緯で診断を下したかも説明出来る様になっている.

ディープマインドなどは今後, 臨床試験の実施を進め, 実際の医療現場での活用に向けた認可の取得を目指している.

実現すればディープマインドとして初の医療向け AI システムとなる.

今回の AI はこれまで医師の経験と勘に頼って来た作業を大幅に軽減する可能性を秘めている.

人間の専門分野と思われて来た作業を AI が手掛ける時代が始まっているのである.

Have a nice day!
--------------------------------------------------------
・この 「健康小話」 のブログは, はり・きゅう・マッサージ トミイ
(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
の院長のブログです.
・鍼・灸・マッサージ・按摩・指圧を初め, 広く, 東洋医学や健康, 人としての生き方等に関して, 日頃感じている事を書いて行きます.
・なお, 診療予約時, 「このブログを読んだ」 と言って戴いた患者さんは, 初診料が半額となります.
・往診も承っております.
・心や身体に関する悩み事など, 何でもお気軽にご相談ください.
(E-Mail : tadashi.fukutomi@jcom.zaq.ne.jp)
・English speaking clients are welcomed!
・Premium Healing Oil Massage is available!
・学割適用始めました.

コメント

トラックバック