(3877) 免疫関わる胸腺, 無重力で萎縮2020/06/10 02:55

宇宙に長期滞在する飛行士に免疫機能の低下がみられる事が報告されているが, 理化学研究所と宇宙航空研究開発機構 (JAXA) などは, 国際宇宙ステーション (ISS) の日本実験棟 「きぼう」 でのマウス飼育実験で, 無重力環境下で免疫細胞の T リンパ球を作る胸腺が萎縮する事を突き止めている.

成果は, 月や火星の探査や宇宙旅行などにおける健康管理に役立つと期待される.

きぼうにある小動物飼育装置 (MHU) は, マウス 12 匹の飼育が可能で, 6 匹は遠心力で地上と同じ重力を与え, 無重力の 6 匹と比較できると言う.

理研免疫恒常性研究チームの秋山 泰身チームリーダーらは, 2016 年 7 - 8 月, MHU で 35 日間飼育後に帰還させたマウス 12 匹 (人工重力 6 匹, 無重力 6 匹) と, 地上で飼育した 6 匹の胸腺を比較.した

すると無重力マウスの胸腺は, 地上マウスより萎縮していた.

また, 人工重力マウスも萎縮していたが, 無重力マウスよりも萎縮の程度は少なかったと言う.

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