健康小話

日本認知症予防学会理事長の浦上 克哉先生 (鳥取大学医学部保健学科教授) は. 車の運転の仕方によっては, 認知症である事を疑ってみるべきだ, として, 以下の様な状況を挙げている.

1) 操作ﾐｽ

・車庫入れが出来なくなったり, 車を斜めに停める様になった.
・車をよくこすったり, ぶつける様になった.
・前進とﾊﾞｯｸのｷﾞｱ操作を間違えて, 壁などに車をぶつけた.
・ｳｨﾝｶｰの操作で左右を間違える様になった.
・ｳｨﾝｶｰやﾗｲﾄのｽｲｯﾁの使い方が分らなくなった.

2) 記憶力や注意力の低下

・近所の通り慣れた道なのに, よく間違える様になった.
・車の鍵の置き場所をよく忘れる様になった.
・良く行った事のある目的地までのﾙｰﾄを想い出せない.
・給油口のｷｬｯﾌﾟをよく閉め忘れる.

3) 危険な運転

・極端に低速で走り, 後続車から注意されても気にしなくなった.
・右に寄ったり, 左に寄ったりして, 道の中央を走れなくなった.
・交通ﾙｰﾙを守ろうとしなくなった.
・歩行者や右折時の対向車をよく見落とす様になった.
・進路変更や, ｶｰﾌﾞ手前の減速が出来ず, 運転が乱暴になった.

運転能力の低下は, 老化や他の病気の影響もある.

上記に列挙したような困った状態が度々起る様なら, 受診して原因をはっきりさせるべきである.

自分の命のみでなく, 他人の命までも奪いかねないからである.

Have a nice day!
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はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
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