(2829) 大腸癌, iPS 技術で抑制2017/11/04 03:02

京都大 iPS 細胞研究所の山田 泰広教授らは, 大腸癌の原因となる遺伝子の働きを, iPS 細胞を作る技術で抑えるマウス実験に成功したと発表している.

癌の発症や悪化を妨げる薬の開発に繋がる成果と言う.

実験では遺伝性の大腸癌を患うマウスを使っている. 遺伝子が変異し, 略 100% が大腸癌になる.

研究チームは, このマウスから取り出した大腸癌の細胞に, iPS 細胞の作製に使う 4 つの遺伝子を入れて iPS 細胞に変えた. この iPS 細胞から育てた細胞を体に持つマウスは大腸癌が出来なかったのである.

大腸癌の細胞が iPS 細胞になる時に, 癌化に関わる遺伝子の働きを制御する仕組みが変り, 大腸癌の発症を防いだとみている.

原因遺伝子の変異が癌に繋がる仕組みが更に詳しく分れば, 新薬研究に道を開く事になる訳である.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (ミサゴ シリーズ : 飛翔)

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