(3600) 小児脳腫瘍, iPS で再現2019/12/15 01:48

東京大学の山田 泰広教授らと京都大学の研究チームは, 治療の難しい小児の脳腫瘍の悪化に関わる 2 種類の遺伝子を特定したと言う.

iPS 細胞を使って病気の様子を再現した事が発見しに繫がった.

新薬開発に役立つ可能性があると言う.

対象としたのは 「エーティー・アールティー」と呼ばれる小児の脳腫瘍の一種.

悪性度が高く, 発症すると半数以上が 1 年以内に亡くなる.

原因に関わる遺伝子が知られているが, それだけではマウスの動物実験などで病気の様子を再現出来なかった.

研究チームは人の iPS 細胞を使って再現を目指した.

特定の遺伝子の働き方がある時に, 患者に似た癌組織が出来た.

2 種類の遺伝子の働きを抑える薬剤を加えると, 癌の増殖を抑える事が出来た.

実験に使った薬剤の一部は他の癌治療でも実用化出来るとみているとの由.

山田教授は 「同じ戦略で他の癌の治療法の開発も進めたい」 と話しており、チームは更なる病態の解明や薬剤の改善を目指している.

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