姙娠糖尿病2011/02/01 02:53

姙娠すると, 一部の母体では, 耐糖能 (糖の処理能力) が低下する事があり, 元々糖尿病だった母体の場合は更に増悪する事が多い.

胎盤で産生されるホルモンや酵素が耐糖能に影響を与えているためと考えられている.

そのため, 妊娠すると定期的に血糖値の検査を行い, 耐糖能に異常がないか否かをスクリーニングするのは, 経産婦の方はご存知の筈である.

検査の結果, 普段は正常だった血糖値が, 妊娠後高くなるのを 「姙娠糖尿病」 と呼んでいる.

この様な場合は, 血糖値をコントロールしなければならず, 食事療法を行ったり, 必要に応じて, インスリンを投与し, 血糖値を下げたりするのである.

何れにせよ, 妊娠中は, 食べ過ぎて血糖値が上り過ぎない様, 食事の量をコントロールしたり, 規則的な食生活を心掛けたりする事が必要になってくる訳である.

また, 妊娠中は腎機能にも負荷がかかり, 浮腫みが酷くなる場合も少なくない.

然し, 妊娠中や授乳中の母親は薬を飲む事は控えなければならず, とかく, 不安な毎日を送る事にもなりかねない.

この様な場合, 鍼や灸によって浮腫みを抑えたりする事も可能であるので, お困りの方は, 鍼灸師に一度相談してみると良いだろう.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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