W 杯サッカーと鍼灸2010/08/24 04:16

昨日, テレビで, オリンピックの金メダリスト北島康介の番組をやっていたのを見て, あんま・マッサージ・指圧や鍼灸がスポーツと深く関っている事を思い出した.

南アフリカで開催された W 杯サッカーでは, 岡田監督率いる日本のチームが, 見事, 予選リーグを突破, 我々に大きな興奮と感動を与えてくれたのは, 未だ記憶に新しい.

処で, 選手には専属のスポーツトレーナーが付き添って, 選手の体調管理や身体調整を行っているのはご存知とは思うが, 実は, 審判員にも専属のトレーナーが付いている事をご存知だろうか?

今回, 日本からは 2 人の鍼灸師と 1 人の理学療法士が同行している. 今大会の審判には世界 44 ヶ国から, 計 87 人が召集されている. 審判が 1 試合で走る距離は, 選手と略同じで 10 - 13 km である.

然し, 審判の平均年齢は, 選手たちに較べると 10 歳前後高い. 加えて, 膝, 腰, 股関節等に慢性的な痛みを抱えている審判が多いのである.

鍼灸師が治療する審判は, 多い日になると 10 人程度にも上り, 中には, 足頚ねんざや肉離れと言ったものもあったようだ.

然し、日本の鍼灸師の技術の高さには驚異の目で注目され, FIFA のブラッタ―会長もご贔屓だったとの事である.

一部の試合では, 誤審も話題になったが, 審判員も心身の健康管理を充分に行ない, 常に体調万全に維持しておかないと, 誤審も生まれよう.

その意味で, 鍼灸も, 目には見えない所で, その一翼を担っているのである.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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