アルツハイマー病と運動の関係2012/11/21 02:34

過日, 大変興味ある研究結果が報告されている.

アルツハイマー病の記憶障害の改善には, 食事療法よりも運動療法の方が効果が大きい事を, 京都大学の木下 彩栄教授 (神経内科学) のグループがマウスを使った実験で明らかにしたのである.

メタボリック症候群の予防に, 適度な (有酸素) 運動は不可欠である事は良く知られた事実である.

アルツハイマー病の記憶障害の改善にも運動療法の効果が大きい事が証明されたのである.

アルツハイマー病は蛋白質 (アミロイドベータ) が脳内に蓄積して神経細胞に障害を与える事が一因とされている.

また, マウスに高脂肪の餌を与えると記憶力が悪化し, アミロイドベータが多く蓄積するとの報告がある.

木下教授のグループは, 遺伝子操作でアルツハイマー病にしたマウスに, 約 5 ヶ月, 脂肪分 60% の高脂肪の餌を与え続け, 後半の約 2 ヶ月半は, 回し車で運動させた.

実験では, マウスの記憶力を確かめる為, 予め覚えさせておいた水槽の中のゴールへ泳いで到達できる時間を測った. 

運動をしなかった高脂肪食マウスが約 35 秒掛かったのに対し, 高脂肪食で運動したマウスは約 16 秒だった.

また, 運動させずに脂肪分 10% の普通の餌を食べたマウスは約 25 秒, 運動と普通の餌を組み合わせたマウスは約 17 秒だった.

木下教授は 「高脂肪食でも, 運動をすればアルツハイマー病を防ぎ易く, 進行も抑え易い」 と話している.

この様な研究結果が発表になると, 運動するのにも, より張り合いが出てくると言うものだ.

アルツハイマー病に限らず, "バランスの取れた食生活" と "適度な有酸素運動", これが健康の大原則である事に変りはない.

誰でも通る 「老いの道」 である.

寝たきり老人になるか, 健康寿命で QOL (生活の質) の高い生活を維持するか, 総ては自己責任である.

Have a nice day!
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