医は意なり (3)2012/11/11 03:14

和帝は何故郭玉を試してみたいと思ったのか?

実は, それにはきっかけがあった.

郭玉は仁愛深く, 決して威張ったりはしなかったと言われる.

貧しく身分の低い患者でも, 治療に際しては全力を尽くしたのである. 寧ろ高貴な身分の患者の方が, 時には治らない事があった程だと言う.

そこで, 和帝は, 郭玉の治療を受けても治らなかった皇族に襤褸 (ボロ) を着させ, あばら家に臥せっている様に命じて, 郭玉に診察をうけさせたのである.

結果は 「一鍼即差」, 即ち, ひとたび鍼して, 即 (タダチ) に差 (イ) ゆ. 一鍼で治ってしまったと言う.

果して, 何が, 郭玉の治療の成否を分けたのであろうか?

それが正に, 「医とは意」 の心構えであると言う事なのだと言う

Have a nice weekend!
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