五輪メダリスト・有森 裕子さんのエッセイから2012/11/05 02:12

先週, 日経夕刊のコラム 「こころの玉手箱」 に有森さんがエッセイを連載をしていた.

それを読んで, これまで, 彼女に抱いていたイメージが日々一新された. 

改めて, 五輪で連続してメダルを取るなど, やはり, ただ者ではない, と感じ入ったのである.

その中で, 2 つだけエピソードを紹介したい.

イジメの克服について, 貴重なヒントを示唆している.

彼女の経験にどの程度の普遍性があるかは別として, こう語っている.

「そう言えば, 私は子どもの頃は苛められっ子だった.

処が, 中学 1 年の運動会の 800 メートル走で 1 番になったら, 途端に苛めが止まった.

結局, 800 メートル走では 3 年続けて 1 番だった. まぐれだと言われるのが悔しいので, そうではないと証明するために頑張った. これが大きな自信になり, 就実高校 (岡山市) への進学後, 陸上競技を始めることになる.」

次に, スポーツ選手に怪我はつきものだが, 彼女も例外ではなく, 鍼治療を受けていたのである.

「実は (バルセロナ五輪) 大会前に右足甲を傷めていて, 連日, ハリ治療を受けていた.

2 日前には, アシックスの靴職人だった三村 仁司さんにシューズの底を厚くして貰ったほど, 状態は悪かった.

その痛みが, コンタクトレンズの (紛失) 騒動で何処かに吹っ飛んだ. レース中に痛みを感じなかったのだから, 人生というのは何が幸いするか分らない.」

連載を通して感じた事は, 有森さんに限らず, 超一流の人と言うのは, "人間が明るい" と言う事である.

常に前向きなのだ. 明るい前向きな性格の人には, 幸運の女神が微笑むのであろう.

Have a nice day!
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