(3809) 老化で広がる脳の炎症, 仕組みを解明 ― 2020/04/03 02:14

東京医科歯科大学の田辺 勉教授らは, 老齢のマウスを使った実験で, 脳の炎症が広がる仕組みの一端を解明したと言う.
免疫細胞の或る蛋白質の働きを妨げると, 炎症を抑えられており, この蛋白質を標的とした薬の開発などに繫がるとの事.
免疫細胞のミクログリアは, 脳内で炎症を起こして異常な細胞や分子を除去する.
通常は, 炎症を起こした後に神経細胞を守る性質に変るが, 老齢の脳ではこの切り替えが上手く出来なくなると言う.
が, 詳しい仕組みは分かっていなかった.
田辺教授らは免疫細胞で働く或る蛋白質に注目した.
マウスの細胞で, 働きを抑えると, 免疫細胞が炎症を起こす性質から神経細胞を守る性質に変り易くなった.
マウスに細菌の成分を投与して感染した様な状態にすると, 暫く動き回る量が減るなどの症状が出た.
この蛋白質の働きを抑えた老齢のマウスは, 通常よりも早く回復して動き回る様になったと言う.
認知症などを抑える新薬に結び付くのか, 今後の研究成果に期待したい.
Have a nice day!
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・この 「健康小話」 のブログは, はり・きゅう・マッサージ トミイ
(http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html)
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・鍼・灸・マッサージ・按摩・指圧を初め, 広く, 東洋医学や健康, 人としての生き方等に関して, 日頃感じている事を書いて行きます.
・なお, 診療予約時, 「このブログを読んだ」 と言って戴いた患者さんは, 初診料が半額となります.
・往診も承っております.
・心や身体に関する悩み事など, 何でもお気軽にご相談ください.
(E-Mail : tadashi.fukutomi@jcom.zaq.ne.jp)
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通常は, 炎症を起こした後に神経細胞を守る性質に変るが, 老齢の脳ではこの切り替えが上手く出来なくなると言う.
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