懸けた情けは水に流し, 受けた恩は石に刻め! – (2)2010/09/04 04:27

また, その住職によると, 能楽の世界を例に挙げ, 能の世界の世界の多くは、面を被った者 (死者・亡霊) と, 面を付けない者 (生きているその人の心) との対話になっているのだと言う.

亡霊は自分の話 (この世の恨み辛み) を聴いて貰う事で, 初めて成仏できる様になるのであり, 相手の話 (心配事や悩み) を聴いてやる, と言うことの大切さを教えているのだ, とその住職はその日の法話を結んだのであった.

詰り, いかに人との対話 (或いは会話) が重要かと言う事であり, 所謂, コンサルティングは, 人が精神のバランスを崩さないためにも不可欠なのである.

実はその住職は, 私の親父が亡くなった時にも読経を挙げてくれており, その時の法話は今でも忘れないでいる.

それが昨日と今日の表題に掲げた言葉で, 「懸けた情けは水に流し, 受けた恩は石に刻め」 と言うものであった.

人間, これだけ尽してやったのに! などと何時までも思っていては, それが怨み辛みとなって人間関係を悪くする.

また, これだけよくして貰った! と心の石に刻み付けておけば, その人に対する感謝の念は消える事がない, と親父の法事で住職は説いたのである.

それ以来, この言葉が私の座右の銘の一つとなっている.

と言うのは, 精神のバランスを崩さぬためにも, 普段からこの様な考え方を心掛けていれば, 精神上のストレスが溜まり難い (東洋医学で言う 「気鬱 (キウツ)」 になり難い) からである.

参考までにご紹介した次第である.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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