マーク・スローン 著 (早川 直子 訳) 「赤ちゃんの科学」 (NHK 出版)2010/09/12 03:48

著者のマーク・スローン氏は, ベテランの小児科医だそうで, 赤ちゃんに関する話題の数々を実に数多く, 本書では取り上げている.

これから赤ちゃんを産もうと言う若い女性は勿論, 今子育てに奮闘中の若い母親には必読の書, と言っても過言ではあるまい.

それのみならず, 若い父親や父親候補の男性も読んでおいて損はないと思われる. (2,310 円と, 少々, 高価なのが残念だが, 公立図書館などを利用すればよいだろう.)

赤ちゃんは頭の先が尖って生まれてくるのは何故か? とか, 妊婦は, 大抵の場合, 仰向けの姿勢を取り, 両足を開いて固定されるが, それは如何してか? など, 興味の尽きない話題が満載されている.

因みに, 妊婦が出産時に取らされる姿勢は, フランス王朝のルイ 14 世の 「ノゾキの趣味」 から始まった, と著者は解説している. 本当とすれば, まさに事実は小説よりも奇なり (?) である.

少子化を食い止め様との主旨は否定しないものの, どちらかと言えば, 民主党のバラマキ政策と思われる 「子育て手当て」 の支給も良いが, 現実問題として, 少子化に歯止めをかけるための幾つかのヒントもこの本には書かれているのである.

若いカップルがこの本を読んで, 赤ちゃんの可愛らしさ・素晴しさ, 赤ちゃんが本来的に持つ生命力のたくましさに触れ, 「赤ちゃんが欲しいな」 と思ってくれることを願うものである.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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