「リンゴ病」の子供急増, 妊婦は流産に注意を2010/12/30 02:40

昨日 (29 日) の日経に 「リンゴ病」 の子供が急増しており, 妊婦は感染すると流産の危険があるので, 注意をするよう, 国立感染症研究所が呼び掛けているとの記事が載っていた.

頬や腕に発疹が出て赤くなる 「リンゴ病」 (伝染性紅斑) の患者が急増していることが, 感染研の調査で判ったと言う.

感染研では, 医療機関などを受診しリンゴ病と診断された人を毎週集計しており, 13 - 19 日の 1 週間では昨年同時期の約 7 倍に達したらしい.

リンゴ病は 2 – 7 歳の幼児に多く, 発熱することもある. 毎年夏と冬に患者が増えるが, 冬は比較的少ない.

全国 3,000 の小児科の定点調査では 13 – 19 日に 1 施設あたり 0.58 人の患者が受診, 冬季としては, 今年最多となった模様.

「リンゴ病」 は, 発症前の感染者との接触や咳, クシャミを通して感染する.

健康な人なら重症化しないが, 妊婦が感染すると流産の危険がある.

感染研の安井良則主任研究官は 「保育園などで集団感染が起きたら, 妊娠している女性は近づかないようにして欲しい」 と話している.

子供の送迎や授業参観などでうつる可能性があるとの事.

ただ, 大人が感染した場合, 赤い紅斑は見られず, 関節痛や関節炎が起きやすいが, 感染に気付かないことも多いという.

発症前に多くのウイルスが排出されるため, 感染予防も難しいのがリンゴ病である.

「リンゴ病」 に限った事ではないが, 妊婦や授乳中の女性は, 感染しても薬を呑む事は適わないので, 充分注意をしなければならない.

風邪や喘息など, 疾患によっては, 副作用の心配のない鍼灸で適応できるので、相談してみて欲しい.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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