(3548) エボラ抑制化合物を発見2019/10/24 01:56

鹿児島大難治ウイルス病態制御研究センター (鹿児島市) の馬場 昌範教授 (63) らの研究グループは, エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの増殖を抑える化合物を発見したと発表している.

化合物はマラリア治療薬 「アモジアキン」 の化学構造を基に作製される.

馬場教授はマダニが媒介する感染症の治療薬開発を目指した研究を行う中で, アモジアキンを使っていたが, エボラ出血熱の死亡率を低下させる効果もあるとする別の研究者の論文が発表された事から, エボラに関する作用も研究していた由.

共同研究している米国の研究者が行った実験で, アモジアキンの化学構造を変えて作った約 100 種類の化合物のうち 1 つがエボラウイルスの増殖を強く抑える効果を示したと言う.

今後も米国で動物実験を行うなどして, 治療薬の完成を目指して行く由.

エボラ出血熱は, エボラウイルスが原因の致死率の高い感染症だが, これまでの処, 治療法は確立されていない.

アフリカ西部では 2016 年 6 月までの 2 年半に, 1 万人以上が死亡する大流行があったのは記憶に新しい処だ.

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